1963-02-23 第43回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第7号
○井堀分科員 今の大臣の御答弁の中で、誤解というか、かなり理解が足りないのではないかと思いますのは、今の選挙関係の常時啓蒙費は、委託費として地方の選管に渡す金なんですよ。だから、なるほど公明選挙運動というのは、金だけで解決するものじゃないくらいのことは当然な話です。
○井堀分科員 今の大臣の御答弁の中で、誤解というか、かなり理解が足りないのではないかと思いますのは、今の選挙関係の常時啓蒙費は、委託費として地方の選管に渡す金なんですよ。だから、なるほど公明選挙運動というのは、金だけで解決するものじゃないくらいのことは当然な話です。
○井堀分科員 消防組織法並びに消防法によって、自治大臣の消防に対する責任の所在を明らかにしておるのでありまして、人命の保護の問題については、特に法律がきびしく規定しておるところでございます。火災によって死亡しております事例は、いろいろその時々で異なるようではありますけれども、概括して、未然に防止できる事情のものが大部分であるということが結果から明らかになっておる。
○井堀分科員 自治省の予算の中で二、三お尋ねをしてみたいと思いますが、第一は、今度の予算の中で、消防庁関係の予算について特に設備の補助を増額いたしておるのでありますが、きわめて当然なことだと思うのであります。
○井堀分科員 聴取料の問題は、原資の問題との関係がございますので、実は大蔵省に聞きたかったのは、もっと公共の資金を背景として積極的な指導に乗り出していくべきではないか、それに民意を反映させるような手続を含ませてやるべきではないか、税の問題は少し飛躍をするのでありますが、考え方の一つとしてもっと公的な性格を強く反映させることによって、NHKの使命を高めていく、そうすることによって今のテレビの一般に及ぼす
○井堀分科員 こまかい資料をちょうだいしまして、別の機会に御質問いたしますので、できるだけ詳細な資料を提出していただきたいと思います。 次に、問題をかえてお尋ねをいたしたいと思いますが、それは国民の共有する一つの貴重な財産であります電波についてであります。
○井堀分科員 時間の都合上、簡潔にお尋ねをいたして参ります。 まず第一に郵便貯金の特別会計についてお尋ねしたいと思いますけれども、郵便貯金は、言うまでもなく、零細な一般国民の預金を取り扱うのでございまして、しかもその範囲はかなり広く、影響するところも甚大であると思います。本年の特別会計を見ますと、利子収入が一千六億をこえておるのであります。
○井堀分科員 私がお尋ねしておりますのは、行政管理庁設置法の第三条第十一項には、あなたは行政機関の業務の実情を調査されて必要な勧告をせいという規定があるわけであります。行政管理庁というものは、こういう勧告を他の行政庁に先がけてしなければならぬのではないか。
○井堀分科員 これで終わりにいたしますが、最後にあなたの御決意を伺っておきたい。 人事院というものの立場は、今の私の質疑応答の中で十分御理解いただいておると思うのです。だから、人事院のあり方というものが、公務員と政府との間の平和を維持していく、労働条件の維持のかなめになっておるということは間違いないと思う。この制度を尊重なさっていくということは、勧告を尊重するという御意思でわかった。
○井堀分科員 それでは一点具体的にお尋ねしますが、能率が上がらない、ことに国民に対しては民主的な奉仕として十分ではない。その原因はやはり公務員に生活上の不満やあるいは業務上の不平が存在しておるという場合には、まずもって行政管理庁としては、こういうものに対する監査の結果を報告なり警告なり勧告なりすべきものであるというふうに私は理解しておるのでありますが、この点はいかがでしょう。
○井堀分科員 郵政省のことしの予算を拝見いたしますと、なかなか問題がかなりありますが、その中で一、二具体的な点をお尋ねしてみたいと思います。
○井堀分科員 私の質問の仕方がまずかったのだと思いますが、問題は、公益事業ですから、もっと加入者に対する配慮や、料金の基準などについて改善すべき要があるということなんですが、時間が参りまして注意を受けておりますから多くは述べませんけれども、今あなたの説明では、公益と利用度の問題をものさしにしておるようであります。
○井堀分科員 今度のあなたの方の放送協会関係の予算を拝見いたしますと、受信者の維持普及関係で三十八億百万円を見込んでおるようですが、この中で受信契約者の維持増加についてというところで、無契約受信者一掃運動の展開とか、あるいは団地のための特別の措置をやるとかいっておるのですが、一体この意味はどういうことなんですか。この二つをちょっと伺ってみたいと思います。
○井堀分科員 ここに就業構造基本調査、それから労働力調査臨時報告がありますが、これが大体そういうものをお伺いするのに便宜じゃないかと思って、きょう持ってきたのです。
○井堀分科員 そういたしますと、あなたのところで中小企業といわれる人口、あるいは有業人口、たとえば就業構造基本調査でいいますと、全産業の有業人口が一応明らかにされておるので、その有業人口の中で、雇用しておる者、雇用のない自営業者あるいは雇用されておる者、農林、非農林というような分け方がいろいろあるようでありますが、もちろん農林業に入らぬでしょうが、非農林業の、あなたの方の対象にされる有業人口というものは
○井堀分科員 そういう概念で、いろいろと区々まちまちですが、上の方は一応資本金が千万円以上のものは中小企業じゃない、それから製造業にあっては常時三百人の従業員を使っておれば中小企業に位しないということで、上は一応わかる。下ですが、一体中小企業者というのは、下という言葉はなんでしょうが、たとえば自営業者などに対してどういう理解をしておりますか。
○井堀分科員 労働行政は、今、池田内閣の諸政策の中ではきわめて重要な地位に立たされておるものと思いますが、ことに労働省の予算を拝見いたしますと、どうも政府の施政方針演説の中で述べられたものと労働省の予算内容とは、何らの脈絡がない。
○井堀分科員 端的にお尋ねいたしましょう。あなたのところのデータの基本をなしているものは、国勢調査並びに三年に一回ずつ行なわれまする雇用構造基本調査に基づいて行なわれておりますが、そこでこの調査が問題になるわけでありますけれども、一応生産年令に達した人口がどのくらいあるか、完全失業はどのくらいあるか、それから先が問題なのです。それをあなた方の予算を見ますると、大へんいろいろと違っておいでになる。
○井堀分科員 ぜひ一つ公労法の精神にそむかないように、労働大臣は責任者でありますから、そういう点で今まで間違いを犯しているのを改めるように、厳重に処置をされんことを要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
○井堀分科員 私も、若い人がいけないとは言っておりません。しかし、少年審判規則の第一条には、「保護事件の取扱に際しては」ということで、こういうことが書いてある。「常に懇切にして誠意ある態度をもって」、これは若いとか古いとかいうことは問題でないでしょう。しかし、「少年の情操の保護に心がけ」という言葉が出ている。
○井堀分科員 一つ一つあげる時間はありませんけれども、ひとり鑑別所の問題だけではないと思います。家庭裁判所の問題はあなたの方の所管じゃないかもしれませんけれども、家庭裁判所にしても、また調査官などにしても、特に調査官などの人たちは若い人が非常に多い——多いというよりも、全部と言っていい。いろいろな事情があることもわかりました。何も私は、若いからいかぬと言うのではありません。
○井堀分科員 最近青少年の非行の姿がだんだん深刻になると同時に、かなり広範にわたっていろいろの社会的な大きな問題になりつつありますことを残念に思います。青少年の、ことに犯罪の傾向がきわめて暗い姿に、しかも蔓延しつつあるのですが、これに対する法務省の対策を一応伺っておきたいと思います。
○井堀分科員 これで終わりますが、最後にぜひ一つ、住宅の問題をどっちにしたらいいかということで私は迷っておるわけでありますが、しかし私は、考え方によりましては衣食住、特に住宅、人間は環境に一番なじみやすい弱さを持っているわけでありますから、住宅の問題は、まあそういう方面からとれば、あなたの方の行政としては、むしろ建設省をリードするような強さが出てこなければならぬのではないか。
○井堀分科員 あなたの方の所管には、いろいろと生活保護のために国費をそれぞれの形で国民に還元しておるわけでありますが、しかし資本主義の政府の中ではそういう還元よりは一段と楽なケースじゃないか。貸し付けるのですから、くれるわけではない。
○井堀分科員 一点だけ、これはどうも厚生行政の中で私はしっくりいたさないのでありますが、環境衛生という関係の中で、特に最近大きな都市の周辺に新しい住宅地がどんどんできておりますが、下水の問題、それから屎尿処理の問題、それから俗にいう環境衛生、公衆衛生というようなもの、あの辺の関係とこれは建設省などの仕事との関係において、どうもこれは一般厚生行政としっくりせぬような感じがいたします。
○井堀分科員 もう一つ、国際的な関係でよく例が出るのでありますが、これから国際的な舞台においてどうしても一番先に問題になるのはテープ・レーバーだと思う。
○井堀分科員 じん肺など長期傷病者補償費五億七千万、あるいは一番大切だと思われるもので、割合軽視されておりますものは産業災害及び労働衛生の研究機関に対する態度というものが、諸外国の先進国に比べますと非常に冷淡なようであります。たとえば二つの研究所に対して五千余万円と、四千余万円の労災特別会計に支出が行なわれておるという程度であります。
○井堀分科員 今私のお尋ねいたしました二つの具体的なものに対する見解を伺っておきたい。つまり労働組合の人を海外に常設の人々を送ろうという計画に対して、政府はどのような具体的な援助協力をなさろうとするか。もう一つは、ILOやその他の重要なポストに労務担当官あるいはそれに匹敵するような経験者を日本から送るという御意思はこの際ないのかどうか。
○井堀分科員 運輸大臣よりも局長の方がよほど政策に対して積極性を見せている。しかしこれは思うとかそうしたいとかいうことではなしに、初年度ですから予算の中に具体的に出てこなければ納得ができないのです。しかしそんなことをここで押し問答いたしておりましても、全体の関係がありますし、私に与えられた時間もありませんので、もう一、二具体的なことをお尋ねしてみようと思います。
○井堀分科員 今の御答弁では、この今の交通地獄の解決の手はないというふうに受け取れるので、もう少しはっきり伺っておきたいと思います。 なるほど私の質問書に御答弁をなさったところによりますと、倍率から見ても二三〇%あるいは二七〇%というのですから、驚異的な輸送をやっているわけです。それを解決する暫定的なやり方としては、運転時間の時差を短縮する。
○井堀分科員 あなたと問答を好むものではありませんけれども、何も私は抽象的に伺っているのではありません。昭和三十六年度の予算の審議を求められておりますから伺っておるのです。この三十六年度は、五カ年計画でも十カ年計画でも、その一番大切な初年度であります。ことに運輸計画というものは、他の政策に先んじて計画というものが遂行されてこなければ意味をなさぬことも説明を要しない。
○井堀分科員 あまりいい話じゃありませんのでなんですが、ああいうものは早く解決づけることだと思います。 最後にちょっとお尋ねをしておきたいと思うのでありますが、非常に遺憾なことでありますが、日向灘の地震で、宮崎はだいぶん大きな被害があるように新聞が報道いたしております。もちろん予備費などの準備はあると思います。
○井堀分科員 長時間失礼いたしました。宮崎の問題も緊急な問題でございましょうから、早く手当をすれば割合に少ない経費で効果的な救済ができるという話を、よくわれわれは被害地を調査して現地の人に教えられますけれども、手おくれのないように一つこの点御留意下さい。これで私の質問を終わります。
○井堀分科員 一つなるべく早く御調査を願って、迅速な救済政策あるいは復興対策などに努力していただきたいと思っておりますが、七百八十三万というのは何ですか。
○井堀分科員 この問題はあと二、三点、大臣が来てから一緒にお尋ねしようと思ったのですが、あなたのお考え方をちょっと伺っておきたいと思います。 私は、消防関係については、自治の中でもよほどこれは工夫して刷新していかなければならぬものの一つと思うのであります。
○井堀分科員 今本年度の予算の数字を言われましたけれども、これは結局施設整備費の補助金だけでしょう。消防団員の処遇については、このうちから割愛するものは何もないのでございましょう。だから、私の言っているのは、この予算を増額するということも大切かもしれません。
○井堀分科員 消防関係についてお尋ねをいたしたいと思います。 本年度の自治省予算の中で、消防関係で特に目立った変化は、消防団員の退職に対する七千万円ばかりの礼金が組まれておるようでありますが、実は消防団と消防署の関係は、近代都市におきましてはだんだんと複雑になるのみならず、いろいろ大きな問題が起こりつつあると思うのであります。
○井堀分科員 質と量を均衡させるということのなかなか困難な事情は私もよく承知しております。ただ、ここであなたにお尋ねしておりますのはことしの予算全体の総ワクなり、あるいは予算の質的内容を判断いたしまして、私はこの際にこそ住宅のために多くの資金を割愛すべき優先的条件があるのではないかということをあなたに言ってもらいたかった。
○井堀分科員 時間がありませんので、いろいろお尋ねいたしたいと思いましたが、これで終りにいたしたいと思いますが、一問だけ大臣に御答弁いただいておきたいと思います。それから、せっかくおいでいただいた公団や公庫の方にお尋ねしたかったのでありますけれども、時間の関係もありますから、いずれまた個々にお尋ねする機会を作りたいと思います。御迷惑をかけたことは恐縮に思っております。
○井堀分科員 住宅についてお尋ねいたしたいと思います。 最近、デパートでありますとか、ホテル、劇場、さらには銀行、保険会社といったような高層建築が続々と建築されておるのを見るのであります。
○井堀分科員 一般にもっとわかりやすくしてもらうためにお尋ねしておきたいと思いますが、学卒を四つに分けて、中卒、高卒、専門学校、大学、こういう関係の人で本年度においてどのくらいの収容能力があるか、またそれがどれだけ入ってくるという見込みを立てておるか、それからそれが年々どういうカーブを切っていくかという大よその傾向、それから一般の関係がどのくらいでその再訓練がどういうふうになるか、それから身体障害者
○井堀分科員 議論をいたそうとは思いません。その考え方が一致しておればよろしいのでありまして、その上に立って、問題は実現だけであります。あなたが大臣の間に解決して下さい。これができなければ、労働行政はゼロですよ。
○井堀分科員 ぜひ一つ実行に移してもらいたいものだと思います。 それからついでに、同じ身体障害者の中でも、傷痍軍人、白衣の傷痍者ですけれども、今日まだ朝晩私ども汽車や国電でその姿を見受けます。街頭でも見受けられますが、まことに悲惨だと思います。こういう問題はどうして解消できないのでしょうか。これはどちらに原因があるか、その点調査ができていたらちょっと伺いたいと思います。
○井堀分科員 技術上以外にございませんか。財政上の問題が解決して、今あなたの言っておられる技術上の問題が解決すれば、実施することができるかできないか。事務当局の意見をもう一ぺんはっきり伺っておきたい。
○井堀分科員 それじゃ保険局長に伺います。大臣は困難だと言っておられる。大臣に困難な理由を聞くことは少少酷だと思いますから、あなたに伺いますが、それじゃ困難な理由を、国民の納得するように一つあげて下さい。
○井堀分科員 どうも長い間ありがとうございました。 それで最後にあなたを通じて申し上げておきたい。以上申し上げたような関係は、行政がばらばら、たという証拠を一つ現わしておる。ことに官紀、綱紀の粛正は、今の場合は過渡期ですから、理想の姿に成長しようとするためには、やはり取締りも厳正公平の選挙に介入せざるを得ない。もっとこういう点についても御留意をいただきたい。
○井堀分科員 選挙の適正を期しますためには、今お答えになりました、また法律の規定の中できびしく宣言しておりますように、常時啓蒙宣伝の仕事はもちろんでありますが、いつも選挙特別委員会で論議の中心をなしておりますし、地方の選管あたりの要求も強いのでありますけれども、今お伺いますと、そのための予算措置としては格別新しいものがないようであります。
○井堀分科員 されてないのですか。
○井堀分科員 大臣にお尋ねいたしますが、今の事務当局の説明で明らかなように、大体前年と格別変った方針でないことは数字が説明しております。この産児調節ということは、一つにはもっと積極的な政策が要求されるが、しかし内容についてはもっと吟味しなければならない事態がある。こういうものに対しては厚生行政の中でどのように御判断になって対策をお立てになっておりますか。
○井堀分科員 生活困窮者の受胎調節費をどうして増額してないのですか。二番目のこれは前年度と同額であります。これは一番増額を必要とする対象になるのではないですか。
○井堀分科員 保険局長はどう考えておりますか。
○井堀分科員 そういたしますと、特別失対の方では、年末と盆の手当は予算化されていないわけですか。そうすると、一般失対の方からもらうつもりだ、こういうふうにおっしゃるのですか。それとも、出さないつもりで予算を組んでおられますか。そこをはっきり伺いたい。
○井堀分科員 そういうように承わりますと、この建設計画の中でその関係が千七百戸減っておるようですが、これはどうなんですか。今のは二種ですか。
○井堀分科員 増加率を加えて幾らになりますか。
○井堀分科員 局長が今日いないよ
○井堀分科員 これも今の実数は……。